普賢寺谷から木津川を渡って市辺
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2015年4月16日
河内から山城への尊延寺越といわれる三つの峠を越えてみたいのですが、全部は無理です。
◆防賀川源頭の尾根を越えた所から宇頭城谷を望む
大阪府教育委員会の報告書によると、「天神森越の道筋は国道が、水取越の道筋は府道がそれぞれ踏襲しているが、旧道は消滅している。槍越は土取りなどで旧道は殆ど消滅している。」
天神森越は現在は国道307が通っていますので歩く気がしません。水取越は数回通りましたが、今後もあまり歩きたいとは思いません。
槍越は現在は写真のような感じで、地形そのものが変わっていそうですし、多分、建設会社の私有地になっていると思うので、とうてい通れません。
◆穂谷から ◆水取越付近の国境尾根から
しかし、昔の地図をみると、ここに尊延寺越-槍越で興戸に至る街道が通っていたらしいのです。穂谷からほとんど一直線に、そんなに急な登りもなくダラダラと道が続いて、酒屋神社裏手の溜め池に通じています。穂谷から見ると砂山の右手に人口くさい山。水取越付近の国境尾根から見ると、その山の奥にもう一山人工くさい山があります。この山の上あたりか、その山裾を街道が通っていた。
◆明治41年測図、明治45年発行、2万分1高山-時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により、道筋に着色作成
通れないけれども、できるだけ近くまで行ってみたいと、山城側からアプローチしてみました。興戸から入り、酒屋神社をかすめて、防賀川を遡り、できるだけドンツキまで行って、尾根を越え普賢寺宇頭城に下り、普賢寺谷をくだる、こんなコースです。防賀川のドンツキは椿本チェインの工場と、さっきの土取り残土置場なので、どこまで接近できるかです。
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