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2015年3月 7日 (土)

くろんど越(自称)・横峯越・穂谷点描

2014年11月24日



 磐船の磐座も堪能できたので、これからくろんど池-横峯越-穂谷へと向かいます。この頃の定番散歩コースです。


1.くろんど一直線 

 ある目的のため、哮ヶ峰、磐船あたりからくろんど池に至る近道を探しています。

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◆磐船トンネル

 いかるが橋のところからくろんど池にいくには・・・・私市ゴルフ場を突っ切るのが最も近道です。 それ以外は、私市・月の輪滝まで戻って、尺治川を遡って行くルートは魅力的ですが、大回り。 さりとて、磐船越、田原越えで高山経由ではいかにも大回り。磐船を越えて、八丁岩南の八丁池をかすめて東に行き、高山に至る道もありますが、これでも遠まわり。 ちょうどご婦人のハイカーにくろんど池に行く道を聞かれまして、ゴルフ場コースを教えましたが、どうもゴルフ場を通るのは厭なようで、私市に下って行かれました。途中、歩道がない場所があるので、注意が必要です。

■シャットアウト看板
 ゴルフ場への坂道を上がっていきます。シニアのグループあり、子ども連れのファミリあり、結構な賑わいです。「ゴルフ関係者以外は入っちゃダメ」看板があります、しかし、ここは正規の?ハイキングルートとして通路が確保されています。下のほうにはちゃんと「ハイキング道ですよ」の記述もあります。
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ま、事務所へのアクセス道路ですが・・・くろんど園地のスイレン池経由でくろんど園地に抜けられるので、それだけでもありがたいです。

■本来はキャンプ場で、ハイキングコース
 このゴルフ場は本来キャンプ場で、ハイキングコースがあったらしい。
Photo
◆地理院地図 390×300pic

「たのけのあむら」さんのサイトによると、戦前(昭和10年11月以前と推定されています)の京阪電鉄、実は「信貴生駒電鉄」時代のものらしいですが、そこには磐船神社の少し北から東に入って行く道がある、「松寳山?(?:寳だと思う)キャンプ地」と書いてあります。
http://tanokenoamura.asablo.jp/blog/2010/07/24/5244803
 さらに、1940年ころ(昭和15年)の京阪電車のパンフレットでは、交野電車との連名ですが、星田の小松神社、妙見さん経由で、今の星田園地やまびこ広場経由、磐船神社、さらに、東に入って今のゴルフ場を突っ切り、尺治川を下って、月の輪滝、私市に降りるハイキング道が書かれています。
http://tanokenoamura.asablo.jp/blog/2010/05/10/5076637
 戦争も末期なのに、ハイキングもよく成立したものだと思いますが、体を鍛えるという意義を重視したのかもしれない。それはともかく、こ地は戦前からハイキングの地であったのだ。

■磐船からくろんど一直線の道があったのではないか?
 1948米軍の航空写真をみていると、今のいかるが橋のところから東の沢筋沿いが白っぽく見えます。周辺の山もかなりの面積が白っぽく写っています。これから判断すると、かなり開発されていたようです。開発といっても、薪炭の薪場あるいは畑地であったのでしょう。
http://mapps.gsi.go.jp/map-lib-api/apiContentsView.do?specificationId=29851

 「ふるさと交野の地名」のサイトでは、
http://www.cwk.zaq.ne.jp/fkfzb100/yumesite/timei/kisaiti1.htm#kanoko
「今の私市ゴルフ場の地は『鹿子』といい、文字どおりの山鹿の生息地であったとも思われるが、ほかに考えられるのは、切替畑や焼畑が行われていた土地ではなかったかということである。尺治谷(月輪の滝から、くろんど池へ抜ける谷)と岩船谷とで境された、標高200~230 mぐらいの準平原の土地である。山の中の畑(切替畑)として開墾されたかもしれない。(残念ながら今のところこれに当たる確証は得てはいないが。)」と書かれています。ということは、今のゴルフ場を突っ切る形でちゃんとした道があったと推定されます。
 そして、戦後は星田妙見ー今の星田園地ー磐船ーくろんど池をめぐるハイキングルートだった。(創元社「関西ハイキングガイド」第3版S50)。

Imgcut
◆「関西ハイキングガイド」第3版,p282,創元社(S50)

 実際に、ゴルフ場の東北端、市境国境を越える乗越のところに、京阪のハイキングルートの案内柱が朽ちながらも建っています。くろんど池に至る峠なので、くろんど越と自称しておきます。
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◆仮称(自称)、くろんど越 2009/12/1

 米軍の航空写真をみると、この谷筋は、尺治谷や磐船街道ほどはっきりしていて、かなりの人通りもあったのかち推定できます、梅の木のところから東の山に入る道が深くえぐれ混んでいたのもうなずけます。
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◆梅の木の東からゴルフ場に至る山道

 これから考えると、星田から山城に(私市とかいがけ道を通らないで)抜ける最短の間道だったのかと思えてきます。そのルートは・・・・・
星田-哮ヶ嶺(横)-磐船-現在のゴルフ場-(自称くろんど越)-くろんど池-大和傍示-天王道-天王-普賢寺・・・・
地理院地図に自称くろんど越の道をピンクで記入しました。しかし、ゴルフ場の真っ只中でトレースができない。

■ゴルフ場越の道
 さて、ゴルフ場越えの道ですが、車道ってのは結構堪えます。ゴルフというのはカートに乗ってするものらしく、いいオッサンやニイちゃんがカートにのって、わははわはは、とコース順番待ちでした。なにをやってるんだか?快速で飛ばしたつもりですが、北東のゲートまで25分ほどかかりました。
 ゴルフ場の斜面を登り切ってからは結構見晴らしもよいです。
 北方、くろんど園地の山の斜面には、まだ見たこともない巨岩があるようです。
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ゴルフ場外周道路の紅葉。XZ-2のテストも兼ねていますが、どうもアンバー系の発色がきつ過ぎる。
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生駒遠望
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途中スイレン池で休憩しましたが、途中は飛ばして、くろんど池でまた休憩。念願の抹茶アイスを注文しましたが、マシントラブルで出てきませんでした。それで、バニラ。おいしかったけど、抹茶アイスは次回までお預けです。
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2.横峯越点描 

 横峯越の黄葉を見に行きます。何度も同じ風景を撮っているので、またかということになりますが・・・

■狭戸の谷
谷の名前が分かりませんが、いつも狭戸から入って行きます。傍示から高船へ通じる道。
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カメラの設定がおかしいのか、やけに赤っぽく鮮やかになります。黄葉にはいいですが・・・
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■横峯越
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菜っぱの緑が主張しています。
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狭戸の谷を振り返る
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小さな峠
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峠道を振り返る。右手は狭戸の谷
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ここはいいですねえ。穂谷の里山よりも上だと思う。次回は春先に。


3.穂谷里山をあるく 

■穂谷へ
三国境から来たに延びる小さな尾根の先端です。イノシシはたくさん出没するようですが、幹までかじるの?シカかもしれない。
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■穂谷最奥部
穂谷奥の里山、耕作地の最奥部に降りたちました。
南側の小さな峠を越えると枚方からくる道(市道?伊勢街道の北延長)に降りて行けます。ちょうど墓地公園の正門あたりに至るはず。まさか、フェンスはないと思います。農作業中は自転車を降りてね、と書いた看板がありましたので。

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◆峠下から北の谷をみる

南東側の小さな谷は耕作放棄地でしたが、あらたに刈り込みが入っています。来春から耕作するのでしょうか?Pb240932b

■この谷でここが一番気に入っている訳でPb240948

振り返り

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マウンドとともに木を残すPb243625

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■もう谷の出口近く
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■穂谷の里に降りてきました
定点観測みたいになっている坂道
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廃屋があたらしくなりましたPb241004

向うにみえるは甘南備山
低い山ですが、平安京造営の南起点だそうです。
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■水神さん
 さて本日のメインエベント。前々回見忘れた三宮神社の水神さんです。
http://dokodemo-sanpo.cocolog-nifty.com/walkin/2014/11/1--e74b.html#more
 拝殿左に、高さ1mほどの「立石」があって、水神や龍神とされています。この神社には雨乞いの伝承もあり、その 時には立石をそばに流れている穂谷川に放り投げたという、誠に荒っぽい降雨祈願があったらしい。

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 そういえば、私市の磐船峡・鮎返しの滝でも雨乞いの行事があり、その際、獅子窟寺のびんずるさんの顔におしろいを塗って、滝壷につるしたといいます。
詳しくは第17回 交野歴史健康ウォーク報告書
http://murata35.chicappa.jp/rekisiuo-ku/kisaiti03/index.htm

今回も充実したウォークができました。

(とりあえず終り)

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